自分のことではないっすよ念のため。
「昭和的価値観」という言葉がある。
「若者は何故3年で辞めるのか?」の城繁幸氏が使う言葉であり、安定をよしとして年功序列的なシステムに従順で、前例に沿った無難な生き方を好む人間のことを指す。
高度経済成長の時代は組織に従順な人間が重宝されたため、上記の価値観に沿った人間が中心でも問題なく企業が機能していたが、バブル崩壊やグローバル化の中で、そういう人材ばかりでは企業がうまく回らなくなっており、個人が幸せを掴むためには昭和的価値観からの脱却が必要であることを城氏は強く主張している。
親父や祖母と話していると彼らの言葉から悲しいほどにこの昭和的価値観が滲み出てくる。
挑戦を恐れ、保守的で、前例主義で、政治の流れや旧来のシステムに疑問を抱くこともない。
我が父はいつからこんな情けない男になったのかと今日電話で話していて本当に悲しかった。
親の心子知らずとは言ったもので、親父としては安定した人生を送って食いっぱぐれのないように生きて欲しいし、自分が苦労して育てたからいい会社で頑張ってる姿が見たい(俗にこれを見栄というが)とかその他にもいろいろ俺の知らない苦悩があるんだろう。
でも、それは俺の人生を縛っていい理由にはならないよね★
昭和的価値観でも結果として幸せに生きられたらそれでいい。
でもこの日本の有り体は何よ?
満員電車の中では皆つらそうに惰眠を貪ってるし、
鬱は日本の国民病とか言われるし、
肝心な政策はいっつも先送りだし、
夏場に厚着して仕事することが美徳なんだと信じてる怪生物がうようよいるし、
これのどこが幸せだってんだよ!
そういえば、今の日本の状況は幕末と近いものがあるかもしれない。
今の日本はダメだ!アメリカの優れた点をどんどん取り入れるんだ!=開国派
小泉改革のせいで世の中はおかしくなった!外国を締め出して日本のやりかたをすればいいんだ!=攘夷派
別に今までどおりでよくね?=佐幕派
どうせなるようにしかなんないさ=農民
スクラップ&スクラップ!=討幕派
ちょっとこじつけっていうか最後が特にひどいけど。
PR